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2005.09.18

桂小南/落語家

                                                                                                          桂小南

どんな人?

1920年:1月2日、京都府北桑田郡京北町に生まれる。本名・谷田金次郎。

1939年:呉服屋の丁稚を経て上京、三代目三遊亭金馬に入門。前座名山遊亭金太郎。

1941年:応召。

1945年:復員後、金馬一門に復帰(月不明)。当時は師匠とともにフリー。

1953年:師匠・金馬の口利きで桂小文治の身内となり、同時に芸術協会に加入。これは、当時金馬が東宝専属だったので、門弟に寄席の仕事を回すための配慮。このとき二つ目待遇に。

1958年:9月、八代目桂文楽の好意で二代目桂小南を襲名、真打昇進。昇進披露は桂伸治(十代目桂文治)、春風亭柳昇、三笑亭夢楽、四代目春風亭柳好、三遊亭小円馬とともに六人まとめてのもの。

1968年:芸術祭奨励賞授賞。

1969年:11月、芸術祭大賞を受賞。

1972年:このころより、「学校落語」の世話人となり、全国の小学校を巡回して、おもに低学年の児童に落語を聴かせる。

1989年:芸術選奨文部大臣賞を受賞。

1990年:紫綬褒章受章。

1996年:5月4日死去。享年76。

マニアックな?小南落語

没後十年近くを経て、なお「コナンでなければ」
という強烈でコアなファンが、結構多い人。

関西なまりの標準語で、「東京風」の上方落語を
小南流に演じる、何やらスパゲティーに味噌を付けて食うように
少々ややっこしかった小南落語。

確かに、かつて小文治、百生らが
上京して、そのままオリジナルの上方落語を演じたのとは
一味違っていました。

「私のは上方落語ではなく、小南落語です」
と言い放った当人に、大西信行氏が、

「人(三田純市氏)の忠告に耳を貸さず、小南落語などと称するのは僭称だ」

と痛烈にやっつけたのは1972年ごろ。
この人には、文朝ともども師弟まとめてやられてます。

まあ、それだけ小南自身の自意識も、東西の落語の融合という、
パイオニアとしての仕事への自負も強烈だったのでしょう。

今、落語芸術協会所属で、東京で仕事をしている鶴光が、
小南の志を、果たして受け継げるかどうか。

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コメント

TBSラジオで聴いた三十石に惚れました。

投稿: エンチョー | 2007.08.22 19:01

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