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2012.07.16

第2回 志ん生のギャグと名セリフ 「大工調べ」

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大工調べ

○…与太郎が店賃一両と八百のカタに大工道具を大家に取られ、後見人件代理人の棟梁・政五郎、義憤にかられ大家宅に乗り込む。おなじみ第二幕第二場「家主源六内の場」の大げんか。胸のすくようなタンカは志ん生の面目躍如。

棟梁政五郎・罵詈雑言の1

大家源六:「おまえさんはなんだな、あたしの前であぐらァかいたな」
政五郎:「あぐらァかいたがどうしたいッ。オレの足をオレがあぐらかけえてんだ。てめえの足であぐらァかかしてんじゃねえやいッ」

 ごもっとも。

棟梁政五郎・罵詈雑言の2

「てめえなんざなァ、元はどこの馬の骨だか牛の骨だかわからねえ人間で、この町内へ流れてきやがった……そこにいるばばァの亭主で、え? 六兵衛てえのが、番太郎ォしてて、傍ら芋を焼いて売ってた。てめえあ、ごまごまごまごましやがって、ばばァが芋を洗ってるってえと、薪を割ってやったりしてやがるうちに、ばばァとくっつきやがって、え?入婿同様にへえったんじゃねえか」

 大家の古傷をえぐって……。

与太郎にバトンタッチ、したものの……

与「てめえなんざ、うん、どこの骨めッ。え? 馬のォ、骨め、牛の骨ェ、シャモの骨め、唐傘の骨。あ、そうだ、この町内へ、な、な、なが、なが、流れ、流れやがった大水ゥ」
政「なにをいってやんだ」
与「そっでもってェなんだァ、ええ、ば、ばばァ、ばばァが、いィ、いィ、いもを割ってると薪を洗…あそゥ、あべこべ、あべこべにやりやがったんだろう、うん、そいで六兵衛とくっつきやがった」
政「ばか野郎、男同士でくっつけるかい」
与「男、男同士でくっつけるかよォ」
政「おめえ、おめえにそういってんだよォ」
与「おめえにそういってんだッ」
政「おめえだッ」
与「え? あ、オレだッ。……ごめんなさい」

 とうとう漫才に。

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